奥州、南部、八戸港の小さな酒屋です。

大澤酒造 酒蔵

蔵元訪問

今年、平成21年3月。
花山の利き酒会の翌日、東京在住で当店のお客様の「五號」さんと長野新幹線で「佐久平」まで。東京から1時間ちょと。
前日にお邪魔する事を伝えて有ったので、杜氏の「大澤実」専務が佐久平まで迎えに来てくれました。

私は、三年半ぶりで三度目の蔵見学。
本来は八戸から後二〜三人来る予定だったが仕事の都合がつかず今回は見送りに。
綺麗に晴れ上がった青空に、昨年噴火し噴煙の上がっている「浅間山」が。
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大澤酒造民族資料館に展示してある古伊万里の徳利。
元禄二年の創業時の日本最古の酒が保存されていた。漆で封じられた古伊万里の壺の栓は昭和43年12月22日朝、東京のNHKスタジオで、醸造微生物学の泰斗坂口謹一郎博士ら立ち会いのもとで開栓された。よい香りが部屋一杯に広がり味はシェリー酒のようであったという。
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大澤酒造民族資料館の建物。
暖簾にしてあるのは、古い酒袋(大吟醸などを搾るときにモロミを入れる袋)か?。
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旧中仙道から見た大澤酒造の門と塀。
ここで映画「たそがれ清兵衛」のロケが。
蔵の裏には大規模なセットが有ったらしいが、保安上の理由から現在は取り壊されたそうだ。
幕末の動乱期、皇女・和宮御降嫁の大名行列、勤皇過激派、天狗党等さまざまな歴史を秘めた街道でもあり、現在もその面影を色濃く残し、お蔵の玄関からのびる白壁の前に立ち、人通りのないそのひっそりとした「たたずまい」の中に浸ると、まるでタイムスリップしたかの様な幻覚にとらわれます。
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門の中の光景です。
三百数十年の歴史が物語った佇まい。
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通されたのが、元「米蔵」「精米所」だった建物。
テーブルになっているのは、甑の蓋だったもの??。
勿論手を加えてあるだろうが、太い梁が歴史を感じる。
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蔵の内部、入ってすぐの所にある甑。即ち米を蒸すところ。
他と違って、大澤酒造は四角い甑。
「蒸し米にムラが?」の問いに、全く問題ナシとの答えが。
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お約束の松尾様が奉られている神棚。
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麹室の入り口。
今回は、内部は見学できず。   残念。
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今年の仕事を終え、綺麗に整理整頓された酒母室。
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何本も並ぶ仕込みタンク。
未だ、数本仕込み中のタンクが。
「お燗にしょ」のモロミ。
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上の写真が「波瀬式」、下が「フネ」
どちらも、お酒を搾る機械。
「フネ」は大吟醸クラスが殆ど。
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瓶詰め工場。
杜氏、動かないで。
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民族資料館を入った正面に飾ってある「扇」。
純米吟醸のラベル?と思ったら、チョト違う?。
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待合室の隣にある、旧米蔵だった場所。
地元出身の書家とそのお弟子さんが書いた書が飾ってある。
扇の文字は吟醸のラベルか??と思ったら、チョト違う。
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数々の書。
読めるもの、数点。意味が分からないもの殆ど。
達筆なのだろうが?、・・・・・・。
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読めて、意味が分かった書は「明鏡止水」「温故知新」だけ。
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民族資料館二階に展示してある鎧兜。
何時の時代の品物なのか?。
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しなの山林美術館の入り口と内部。
大澤酒造、大澤家出身の画家の絵画が展示してあります。
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